大人の矯正治療の目的・メリット
大人の矯正治療の目的は不正咬合を治すことです。上下の歯をアーチ状に並べ、正しく噛み合うように調整します。
不正咬合には様々な種類がありますが、見た目の問題だけではなく放置すると将来歯を失うリスクを高めてしまうものもあります。そうしたリスクを軽減することが矯正治療の大きなメリットとなります。
- 歯を失うリスクの軽減
- 見た目の改善
- 歯並びに自信が持てるようになる
大人の矯正治療は12歳臼歯が萌出してから治療可能ですので、早ければ11歳くらいからスタートとなります。歯が健康であれば年齢制限はありません。
固定式装置を装着する場合、通う頻度は3週間〜1ヶ月に一度で、治療期間は1年半〜3年程度です。必要な歯の移動量や移動スピードには個人差があるため、治療期間はそれぞれ異なりますが平均すると2年程度となります。取り外しが可能なマウスピースを用いて治療を行う場合は使用状況、治療のステージに応じて通う頻度は異なりますが、1ヶ月〜3ヶ月に一度の通院となります。
歯を動かす治療が終了すると保定期間となります。保定期間では歯の後戻りを防ぐために取り外し式の装置を使用していただきます。こちらは最低2年間で、通う頻度は3ヶ月〜6ヶ月に一度です。
大人の矯正治療の目的は不正咬合を治すことです。上下の歯をアーチ状に並べ、正しく噛み合うように調整します。
不正咬合には様々な種類がありますが、見た目の問題だけではなく放置すると将来歯を失うリスクを高めてしまうものもあります。そうしたリスクを軽減することが矯正治療の大きなメリットとなります。
いずれは矯正治療をしようとお考えの方は中高生のうちに治療を行うことをお勧めします。
などの利点があります。
中高生は部活や受験、留学など矯正治療を行う上で配慮が必要なことがあるので、どのタイミングで治療を開始するのが良いかなど、お気軽にご相談ください。
歯が健康であれば年齢制限はありません。個々の歯の健康状態も考慮して治療計画を立てるため、なるべく健康な歯を残します。また、表側の矯正装置に抵抗があるため矯正治療に踏み切れない方には舌側矯正やマウスピース矯正のご用意もありますのでご相談ください。
歯を動かす装置は主に3種類です。
一般的な矯正装置で、すべての不正咬合の治療に使用できます。当院では見た目に配慮し、目立ちにくいきれいな装置を使用しております。
舌側矯正装置と呼ばれています。表からは見えないことが特長です。
取り外し可能なマウスピースを用いて歯を動かす治療です。薄いマウスピースを使用しておりますので滑舌への影響は少なく、見た目にも優れた治療方法です。
矯正治療では、歯肉退縮(局所的に歯肉がやせてしまう)、歯根吸収(歯根が短くなってしまう)、歯の失活(歯の神経が死んでしまう)などの偶発症が生じることがあります。日頃より細心の注意を払って治療をしておりますが、治療を受けられる皆様にそのようなリスクがあることを治療開始前にご説明させていただいております。